子どもが急に発熱すると、「仕事を休むべき?」「何度なら保育園に預けられる?」「職場にどう伝えればいい?」と不安になります。特に、産休・育休から復職したばかりの時期は、子どもの体調不良と仕事の責任の両方を抱え、精神的な負担も大きくなりがちです。
結論として、子どもに発熱があるときは、まず子どもの状態と保育施設の登園基準を確認し、必要であれば仕事を休む判断をします。休み方には、年次有給休暇だけでなく、子の看護等休暇、会社独自の休暇、在宅勤務などの選択肢があります。この記事では、子どもの発熱時に仕事を休むまでの流れ、職場への伝え方、休めないときの対策、制度を利用するときの確認ポイントを解説します。
子どもの発熱で仕事を休むか迷ったら、まず確認すること
子どもが発熱したら、仕事の都合より先に、子どもの全身状態と安全を確認しましょう。体温の数字だけで重症度を判断せず、意識がはっきりしているか、水分が取れているか、呼吸が苦しくないかを見ます。
発熱があっても、子どもが元気で水分を取れているケースはあります。一方で、高熱でなくても、ぐったりしている、顔色が悪い、呼吸が苦しそう、繰り返し吐いているといった場合は、早めの受診や相談が必要です。乳幼児は体調が急に変化することがあるため、「熱が何度か」だけで登園や出勤を判断しないことが大切です。
発熱時に確認したいチェック項目
- 体温と、発熱した時刻
- 機嫌や意識の状態
- 水分や食事が取れているか
- 尿の回数や量
- 咳、鼻水、下痢、嘔吐、発疹などの症状
- 呼吸が苦しそうではないか
- 保育園・幼稚園・学校の登園、登校基準
保育施設によっては、解熱後の登園可否、食事が取れること、薬の服用状況、感染症の診断を受けた場合の登園停止期間などが定められています。家庭の判断だけで預けられるとは限らないため、施設の連絡帳、利用案内、保健だよりなども確認しましょう。症状が心配な場合は、かかりつけ医や地域の相談窓口に相談してください。
子どもの発熱で仕事を休むときの基本的な流れ
子どもの発熱で仕事を休む場合は、「子どもの状態を確認する」「預け先を検討する」「職場へ早めに連絡する」「必要な手続きを行う」という順番で進めると、慌てにくくなります。
- 子どもの体温、症状、受診の必要性を確認する
- 保育園や学校に欠席連絡を入れる
- パートナー、親族、病児・病後児保育などの利用可能性を確認する
- 自分が休む場合は、職場の上司や担当者に連絡する
- 年次有給休暇、子の看護等休暇など、利用する制度を申請する
- 受診結果や翌日の見通しを職場へ共有する
連絡の時点で、受診前なら「子どもの発熱があり、本日は保育施設を利用できないため、休暇を取得したい」と伝えれば十分です。病名が分かっていない段階で、無理に診断名を伝える必要はありません。受診後に感染症の可能性や登園停止期間が分かった場合は、改めて勤務予定を共有します。
休む日数がまだ確定しないときは、「本日は休みます。明日の勤務については、受診結果を確認して本日中、または明朝に連絡します」のように、現時点で決まっていることと、次の連絡時期を分けて伝えましょう。見通しが伝わると、職場も業務の調整をしやすくなります。
職場への連絡は何を伝える?使える例文と注意点
職場への連絡は、できるだけ早く、事実と希望する対応を簡潔に伝えるのが基本です。長い説明や過度な謝罪よりも、「誰が」「いつ」「どうするか」が分かる内容を意識しましょう。
当日休むときの例文
「おはようございます。子どもが今朝から発熱し、保育園に預けられないため、本日は年次有給休暇を取得して休ませていただきたいです。午前中に受診し、明日の勤務については本日夕方までに改めてご連絡します。担当業務については、○○さんに引き継ぎをお願いしたいと考えています。」
遅刻や在宅勤務を相談するときの例文
「子どもが発熱しており、現在は自宅で見守っています。パートナーと交代できる時間が分かれば、午後から在宅勤務、または遅れて出勤することは可能でしょうか。難しい場合は、子の看護等休暇の利用を相談したいです。」
数日休む可能性があるときの例文
「受診の結果、保育園への登園は○日まで見合わせるよう案内されました。○日まで休暇を取得したいと考えています。体調が早く回復した場合は、前倒しで勤務できるか確認のうえ連絡します。」
連絡手段は、会社のルールを優先します。電話が原則なら電話をし、つながらない場合はメールやチャットを併用します。メールやチャットの場合は、送信後に確認されていない可能性もあるため、重要な連絡では上司への電話を検討しましょう。なお、職場への報告では、子どもの診療情報を必要以上に詳しく書く必要はありません。会社が求める証明書や申請書がある場合だけ、必要な範囲で提出します。
子の看護等休暇は発熱時に使える?
子どもの発熱や病気の世話で仕事を休む場合、年次有給休暇とは別に「子の看護等休暇」を利用できる可能性があります。この制度は、一定の年齢までの子どもを養育する労働者が、子どもの病気やけがの世話、予防接種や健康診断などのために取得できる休暇です。
制度の対象となる子どもの年齢、取得できる日数、時間単位での取得可否、除外される労働者の範囲などは、法改正や会社の規定によって確認が必要です。特に、2025年4月からは制度名称や対象範囲などが見直されているため、古い記事や以前の社内資料だけで判断しないでください。取得条件や日数は、必ず最新の厚生労働省の情報、就業規則、会社の人事・労務担当者に確認してください。
子の看護等休暇を使う前に確認すること
- 子どもの年齢が対象範囲に入っているか
- 自分が制度の対象となる雇用形態か
- 年間の取得可能日数が何日か
- 1日単位、半日単位、時間単位のどれで取得できるか
- 当日申請が可能か、事後申請が認められるか
- 証明書や医療機関の領収書などが必要か
- 休暇中の賃金が支払われるか
子の看護等休暇は、年次有給休暇とは別の制度です。ただし、法律上の休暇であっても、休暇中の賃金が有給になるとは限りません。会社によっては無給扱いの場合もあるため、給与への影響を確認しておきましょう。また、制度を利用したことを理由とする不利益な取り扱いは認められないとされていますが、実際の申請方法や相談先は会社の窓口を確認してください。
年次有給休暇・欠勤・会社独自の休暇の違い
子どもの発熱で休むとき、どの休暇を使うかによって、賃金、残日数、申請方法が変わります。まずは会社の勤怠システムや就業規則を確認し、分からない場合は人事・総務に問い合わせましょう。
年次有給休暇
年次有給休暇は、取得した日について賃金が支払われる休暇です。子どもの看病を理由に取得することもできます。子の看護等休暇よりも、給与面で使いやすい場合がありますが、残日数には限りがあります。自分の通院や休養など、別の用途も含めて計画的に使うことが大切です。
子の看護等休暇
子どもの病気やけがの世話などを目的とする休暇です。年次有給休暇とは別枠で取得できる可能性がありますが、無給の場合もあります。時間単位で取得できる会社であれば、通院や保育施設への送迎に使いやすいことがあります。
会社独自の育児目的休暇
会社によっては、育児休暇、育児サポート休暇、ファミリーサポート休暇などの名称で、法定制度とは別の休暇を設けています。有給か無給か、対象となる子どもの年齢、取得可能日数は会社ごとに異なります。
欠勤
利用できる休暇がない場合や、制度の対象外の場合は欠勤扱いになることがあります。欠勤すると給与が控除されるだけでなく、評価や勤怠に影響する会社もあるため、無断で休まず、必ず職場へ連絡しましょう。ただし、子どもの急病に関する制度利用を一律に諦める必要はありません。制度の対象になるか、人事や労働組合、相談窓口に確認してください。
制度の内容は会社や雇用契約によって異なります。特にパート、アルバイト、契約社員、派遣社員、フルタイム勤務では、申請先や扱いが異なることがあります。具体的な日数、賃金、申請期限については、必ず最新の公式情報を確認してください。
仕事を休めないときに検討できる選択肢
どうしても休みを取りにくい場合でも、子どもを無理に登園させるのではなく、複数の選択肢を組み合わせて対応します。家庭の事情や子どもの症状によって、利用できるサービスは異なります。
- パートナーと看病する時間を分担する
- 祖父母や親族に短時間の見守りを依頼する
- 病児保育、病後児保育を利用する
- 自治体のファミリー・サポート・センターに相談する
- ベビーシッターや訪問型保育を検討する
- 会社に在宅勤務、時差出勤、フレックスタイムを相談する
- 半日休暇や時間単位休暇を組み合わせる
病児保育は、病気の回復期や発熱中の子どもを、専門職の見守りのもとで預かるサービスです。ただし、施設によって対象となる症状、定員、利用時間、事前登録、医師の診断書や連絡票の要否が異なります。発熱してから探すと空きがないこともあるため、元気なうちに自治体や近隣施設の利用条件を確認しておくと安心です。
ベビーシッターやファミリー・サポート・センターは便利ですが、発熱中の子どもには対応できない場合があります。利用前に「発熱何度まで対応可能か」「感染症の疑いがある場合は利用できるか」「医療行為や投薬に対応できるか」を確認してください。子どもの状態が悪い場合は、預け先を探すより受診を優先します。
職場に相談するときは、「休めません」と抱え込むのではなく、「午前中は看病し、午後から在宅勤務できるか」「会議だけオンライン参加できるか」「業務の締切を調整できるか」など、具体的な案を提示すると話し合いやすくなります。
パートナーと看病を分担する方法
子どもの発熱が続くと、一人だけが毎回仕事を休む状態になり、キャリアや収入への不安につながります。発熱した当日に話し合うのではなく、平常時に「どちらが休むか」「何日続いたら交代するか」を決めておくことが、家庭の負担を減らします。
事前に決めておきたい分担項目
- 朝の検温と保育施設への連絡を担当する人
- 受診に連れて行く人
- 仕事を休む順番や交代の基準
- 薬の受け取りや食事の準備をする人
- 職場への連絡を担当する人
- 翌日の登園可否を確認する人
たとえば、「初日は母親が午前中に受診し、父親が午後から在宅勤務する」「2日目以降は一日ごとに交代する」「どちらかの重要な会議がある日は、もう一方が優先して看病する」といったルールを作れます。どちらか一方の職場だけが柔軟に対応できる場合でも、家事や受診予約、夜間の看病などを分担すると負担の偏りを抑えられます。
子どもの病気は予定どおりに回復するとは限りません。交代予定の人が急に休めなくなることもあるため、第二候補の預け先や連絡先をリスト化しておくと安心です。親族に頼る場合は、住所、鍵の場所、保険証や医療証の保管場所、かかりつけ医の情報を共有しておきましょう。
「自分ばかり休んでいる」と感じたときは、休んだ日数だけでなく、受診や連絡、食事の準備、夜間対応なども含めて負担を見える化してください。家庭内の役割を調整する材料になります。
保育園・幼稚園・学校への連絡と登園の判断
発熱した場合は、子どもの体温だけでなく、施設が定める登園・登校基準に従って判断します。施設によっては、発熱が下がっていても、食事が取れない、元気がない、薬で一時的に熱を下げているといった場合は預かれないことがあります。
欠席連絡では、次の内容を伝えると施設側が状況を把握しやすくなります。
- 発熱した時刻と体温
- 現在の機嫌や食欲
- 咳、嘔吐、下痢、発疹などの症状
- 受診予定または受診結果
- 感染症の診断を受けたかどうか
- 翌日の登園見込み
感染症と診断された場合は、病名によって出席停止期間や登園時の書類が異なることがあります。自己判断で登園させず、医師と施設の案内を確認しましょう。解熱剤を使って熱が下がっているだけの場合、登園可能とは限りません。薬の使用状況を隠さず伝えることも大切です。
また、施設からの呼び出しに備えて、緊急連絡先を複数登録しておきましょう。パートナー、祖父母、勤務先の電話番号など、実際に迎えに行ける人を登録します。連絡先が変わった場合は、すぐに更新してください。
子どもが回復して登園できるようになっても、体力が戻っていないことがあります。登園初日は早めに迎えに行けるよう仕事を調整する、帰宅後の予定を入れないなど、再び悪化した場合に備えた計画を立てておくと安心です。
子どもの発熱で受診を急ぐ目安
発熱時は、体温の高さだけではなく、呼吸、意識、水分摂取、顔色などを確認します。次のような症状がある場合は、通常の診療時間を待たず、医療機関や救急相談窓口に相談してください。
- 意識がもうろうとしている、呼びかけへの反応が弱い
- 呼吸が苦しそう、顔色や唇の色が悪い
- 水分がほとんど取れず、尿が極端に少ない
- けいれんが続く、または繰り返す
- 激しい頭痛、首の硬さ、繰り返す嘔吐がある
- 生後間もない乳児に発熱がある
- 急速に広がる発疹や、強い痛みがある
上記に当てはまらなくても、保護者が「いつもと違う」「様子がおかしい」と感じたら、医療機関へ相談しましょう。夜間や休日は、地域の救急相談窓口や小児救急電話相談などを利用できる場合があります。利用できる番号や時間帯は地域によって異なるため、自治体や厚生労働省などの最新情報を確認してください。
受診時には、発熱の経過、測った体温、使った薬、食事や水分、尿の回数、他の症状をメモしておくと説明がスムーズです。職場へも「受診の結果、明日は休みが必要」「現時点では明日の登園見込みがある」など、分かった範囲で共有します。ただし、医療判断はこの記事ではできません。心配な症状がある場合は、自己判断で勤務や登園を優先しないでください。
復職後に子どもの発熱で休みが続くときの心構え
復職後は、子どもの発熱で仕事を休むことが何度も起こり得ます。休むたびに申し訳なさを感じても、子どもの急病は完全には避けられません。大切なのは、休むこと自体を責めるのではなく、家庭と職場の双方で対応しやすい仕組みを作ることです。
まず、復職前または復職直後に、上司や人事へ利用できる制度を確認しておきましょう。確認したいのは、子の看護等休暇、時間単位休暇、短時間勤務、フレックスタイム、在宅勤務、病児保育利用時の補助、緊急時の連絡方法などです。制度があっても、現場の申請方法や承認者が分からないと、急な発熱時に使いにくくなります。
次に、引き継ぎしやすい仕事の進め方を意識します。担当業務の進捗、締切、資料の保存場所、代替担当者を共有しておけば、急な欠勤時にも周囲が対応できます。毎回特別な資料を作る必要はなく、日常的に情報を更新するだけでも効果があります。
職場の理解が得られない、制度の利用を妨げられる、子どもの病気を理由に不利益な扱いを受けていると感じる場合は、記録を残しましょう。連絡日時、伝えた内容、上司の発言、申請した制度、給与や評価への影響を整理し、人事・労務、社内相談窓口、労働組合などに相談します。解決が難しい場合は、地域の労働局など公的な相談窓口を利用する方法もあります。
一方で、職場が配慮してくれている場合でも、無理に「迷惑をかけていない」と振る舞う必要はありません。休んだ後に「昨日はありがとうございました。引き継ぎ内容を確認し、今日対応します」と簡潔に伝え、できる範囲で仕事を戻していけば十分です。子どもを守りながら働くことは、特別な甘えではなく、制度と周囲の協力を使って継続していく働き方です。
子どもの発熱に備えて平常時に準備しておくこと
発熱は、忙しい朝や大切な会議の日に突然起こります。平常時に準備しておくと、親が慌てず、子どもの状態確認に集中できます。
家庭で準備するもの
- 体温計と、発熱の経過を記録する方法
- 健康保険証やマイナンバーカード、医療証などの確認
- かかりつけ医、休日・夜間の医療機関の連絡先
- 水分補給に使う飲み物や食べやすい食品
- 着替え、タオル、ゴミ袋などの看病用品
- 子どもの薬やアレルギー情報の一覧
仕事と預け先の準備
- 会社の就業規則と休暇申請の場所を確認する
- 上司、人事、勤怠担当者の連絡先を登録する
- 子の看護等休暇の申請方法を確認する
- 病児・病後児保育に事前登録する
- 家族や親族に緊急時の協力可否を確認する
- 保育園や学校の登園基準を確認する
特に、会社の制度は「あるかどうか」だけでなく、「誰に、いつまでに、どの方法で申請するか」まで確認しておくことが重要です。当日申請ができる制度でも、勤怠システムへの入力や上司への連絡が必要な場合があります。給与が支払われるか、休暇の残日数をどこで確認できるかも、事前に把握しましょう。
また、子どもの情報を一つのメモにまとめ、パートナーと共有しておくと、どちらが看病しても対応できます。連絡先や薬の情報は定期的に更新してください。準備が整っていれば、子どもが発熱した際に「仕事をどうしよう」と考える時間を減らし、必要な行動に移りやすくなります。
よくある質問
Q1. 子どもが発熱したら、必ず仕事を休む必要がありますか?
必ず親が休まなければならないとは限りません。子どもの状態、保育施設の登園基準、パートナーや親族の協力、病児保育の利用可否、在宅勤務の可能性などを確認して判断します。ただし、施設が受け入れできない状態で無理に登園させることはできません。子どもがぐったりしている、呼吸が苦しそう、水分が取れないなどの場合は、仕事より受診を優先してください。
Q2. 子どもの発熱で当日に休暇を申請できますか?
当日申請が可能かどうかは、休暇の種類と会社の規定によって異なります。年次有給休暇、子の看護等休暇、会社独自の休暇で手続きが違う場合があります。急な発熱では事前申請が難しいため、就業規則や勤怠システムを確認し、分からなければ上司や人事へ連絡してください。制度の申請期限や事後申請の扱いは、必ず最新の公式情報を確認してください。
Q3. 子の看護等休暇は有給ですか?
子の看護等休暇を取得できても、休暇中の賃金が支払われるかは会社の規定によって異なります。法律上の制度であることと、有給であることは別です。年次有給休暇を使った場合との給与差、取得可能日数、時間単位での取得可否を人事・労務担当者に確認しましょう。対象年齢や制度内容も改正されることがあるため、厚生労働省や会社の最新資料を確認してください。
Q4. 職場に子どもの病名を詳しく伝える必要はありますか?
通常は、子どもの発熱、保育施設を利用できないこと、受診予定、必要な休暇や勤務変更を伝えれば足ります。会社が医師の証明書や登園許可に関する書類を求める場合は、必要な範囲で提出します。診断前に病名を推測して伝える必要はありません。個人情報の取り扱いや提出書類について疑問があれば、人事・労務担当者に確認してください。
Q5. 子どもの発熱で何度も休むと、仕事を辞めるべきでしょうか?
すぐに退職を決める必要はありません。まずは、利用できる休暇制度、在宅勤務や時差出勤、病児保育、パートナーとの分担を見直しましょう。休みが続いてつらい場合は、上司や人事に勤務時間や業務量の調整を相談します。制度利用を理由に不利益な扱いを受けている場合は、記録を残し、社内相談窓口や公的な労働相談窓口に相談してください。子どもの急病と仕事の両立が難しい時期はありますが、環境を調整することで働き続けられる場合もあります。
まとめ:子どもの発熱時は制度と周囲の協力を使って対応しよう
子どもの発熱で仕事を休むときは、まず子どもの全身状態と保育施設の基準を確認し、必要なら受診を優先します。そのうえで、職場には早めに「本日どうするか」「いつ次の連絡をするか」「業務をどう引き継ぐか」を伝えましょう。
休暇には、年次有給休暇、子の看護等休暇、会社独自の育児目的休暇などがあります。制度の対象、取得日数、時間単位での取得可否、休暇中の賃金、申請方法は会社や最新の制度改正によって異なるため、就業規則、人事・労務担当者、厚生労働省などの公式情報を確認してください。
発熱のたびに一人で抱え込まず、パートナー、家族、病児保育、職場の制度を組み合わせることが大切です。平常時から連絡先や申請方法を整理しておけば、急な発熱にも落ち着いて対応しやすくなります。子どもの安全を守りながら仕事を続けるために、使える制度と支援先を少しずつ準備しておきましょう。





